公益社団法人  奈良市観光協会公式ホームページ
  HOME > 薪御能
薪御能

 若葉が目にしみる五月、「薪御能」を春日大社・興福寺にて執り行います。夜空に映える薪火輝き、自然の織り成す舞台の美しさ、そこにくっきりと浮き彫りにされる能のゆかしさは、見る人を幽玄の世界へ誘い入れるでしょう。
  この行事は日本古典芸能の基調をなすもので、近年、各地で野外能や薪能が行われていますが、古来、薪能といえば、興福寺南大前の芝生で演じられてきたものを指し、各地の薪能は戦後これに慣らったものです。
  869年、興福寺修二会で薪猿楽が舞われたのが始まりと伝えられており、3月に7日間行われ、能だけでも四十九番舞われていました。能楽が大成される室町時代には、最も盛況を極めたといわれています。





舞台あらため

  当初、「薪御能」は、舞台が野外の芝生であったため、紙を敷き踏んで芝の状態を見たとされています。
  現在は、敷き舞台の上で行う為、その必要はありませんが、芝の湿り具合いで能のあるなしを決めていたことを今に伝えるため、演能の前に興福寺衆徒(僧兵)により「舞台あらため」が行われます。
  また、その結果を人々に伝えるために「外僉義(げのせんぎ)」文が読み上げられます。
  外僉義文は、寺の外部の人達に向けて僉義を発表するものです。 これらの儀式は他では見ることのできない「薪御能」だけの特色です。




平成26年度 「薪御能」実施要領
■日 程/ 平成26年 5月16日(金)・17日(土)
■場所・時間/  
5月16日 春日大社舞殿   『咒師走りの儀』午前11時~
  興福寺 南大門跡 『南大門の儀』 午後5時30分~
5月17日 春日大社若宮社  『御社上りの儀』午前11時~
  興福寺 南大門跡 『南大門の儀』  午後5時30分~
  ※開場時間は、午後16時予定。(状況により変更になる場合もあります)
※両日の『南大門の儀』は、雨天の場合「なら100年会館」にて実施します。
■観 覧 席/ 春日大社会場 協賛席のみ
  興福寺会場  協賛席、一般無料席(若干数)
※雨天時は「なら100年会館」 協賛席のみ
■協賛券の
 事前受付

協賛券4,000円(1日協賛券・解説書付)
事前受付は下記の郵便振替で行います。ご希望の方は、郵便局指定の振込用紙に住所・氏名・電話番号を 必ず記入し下記口座へ入金して下さい。

郵便振替口座番号

01040-0-83563

口座名義

薪御能保存会

お申し込みいただいた協賛券は、4月初旬頃に送付致します。    
4月頃から奈良市観光センター・奈良市総合観光案内所においても窓口にて事前受 付をいたします。
※協賛席は全席自由席となります。
■協賛券の
  当日受付

当日協賛券4,500円(1日協賛券・解説書付)
当日の春日大社・興福寺会場の入口にて受付いたします。
※協賛席は全席自由席となります。




平成26年度 「薪御能」演目
5月16日(金)
 
咒師走りの儀 春日大社舞殿(午前11時~)
  金春流能 「翁(おきな)」  金春穂高 ほか
南大門の儀 興福寺 南大門跡・般若之芝(午後5時30分~)
  宝生流能 「清 経(きよつね)」  辰巳満次郎 ほか
   大藏流狂言  「太刀奪(たちばい)」   茂山千三郎 ほか
  金剛流能 「鵜 飼(うかい)」  金剛永謹 ほか
   
5月17日(土)
 
御社上りの儀 春日大社若宮社 午前11時~
  金春流能 「阿 漕(あこぎ)」  金春欣三 ほか
南大門の儀 興福寺 南大門跡・般若之芝(午後5時30分~)
  金春流能 「葛 城(かずらき)」  金春安明 ほか
   大藏流狂言  「魚説経(うおぜっきょう)」  茂山良暢 ほか
  観世流能  「弱法師(よろぼし)」  観世喜之 ほか
※演目・出演者は、都合により変更になる場合がございます。
※両日の南大門の儀は、雨天の場合「なら100年会館」にて開催いたします。
※薪御能は、写真・ビデオの撮影(携帯電話の機能を含む)を禁止しております。


お問い合わせ先

薪御能保存会
TEL0742-22-3900